アタランタブログ〜Adoro La Dea!

セリエA,アタランタB.Cの情報を私的にまとめたブログです

シーズン前半の総評

採点

チーム 7

EUROPAリーグ,カンピオナート,TIMカップと3つのコンペティションを戦う初めてのシーズンであったがグループステージ突破やカンピオナート6位タイ TIMカップもベスト4まできている カンピオナート中頃は11位まで落ちるもののELのグループリーグ突破が決まってから3勝1分1敗と好調を維持し、勝ち点差最大9まで開いたサンプドリアと肩を並べるところまで巻き返した 冬の補強次第ではさらなる飛躍もあり得るため採点は7としておく

監督 8

昨シーズンのブレイクから3人の主力を失い 同じことは起きないと明言していたものの新加入の選手を適応させ また チームの目標であるELでリヨンやエバートンと互角以上に戦うことでヨーロッパにおける知名度を上げることに貢献した 若手を軸としたチーム作りを維持しつつ チーム力を向上させたことはセリエ屈指の監督であるといえる

選手 ペターニャ5

序盤にコンディション不足により出場できなかったことや 復帰後の去年から言われている得点力不足の課題が改善されず システム的にはいい働きをしているがFWの仕事は点を取ること

ゴメス6

昨シーズンのように得点源というわけにはいかないが また、リヨン戦では敵地で同点ゴールを決め ユーロでも存在感を示した

イリチッチ6.5

ゴメスに代わるチャンスメイカーとして監督を満足させている 移籍当初言われていた連携も今ではかなり高くなっており右サイドからの攻撃は一つの武器となっている

クリスタンテ7

10月頃に得点力不足に喘いだチームに現れたニューヒーロー 当初は3412や3421の4の位置右IHでプレーしていたが 攻撃的で決定力があるため STやOMFとしてプレーしたことも 現在ユベントスインテルから狙われているが「アタランタで満足している」と明言している

フロイラー6

運動量、守備力、展開力とかなり安定している 中盤のバランスは彼が取っている上に しっかり支配できているのは彼のおかげ この評価はさらに大きく成長できるだけの力を持っているから

スピナツォーラ5.5

開幕当初に騒がれたユーベ移籍やコンディション不足で開幕6試合ポジションを明け渡したがその後取り返した 去年はスピナとゴメスによる連携からのゴールが多かったが今年はそこまで見られない 来夏にユーベ移籍するのだから思い残すことなくさらなる良いプレーを見せて欲しい

ハテブール6.5

コンティの穴を埋めている コンティほど攻撃的ではないものの スピード テクニックは彼を凌ぐものがある イリチッチとの練度もよく スタメンの座を完全に確保している

マジエッロ6.5

去年同様 機動力のあるCBでその守備範囲のおかげでカウンターを食らっても得点させない場面は少なくない 1番怪我されなくない選手だ

カルダーラ6

足元や高さがある現代的なCB ラツィオ戦では惜しくもオフサイドだったがドッピエッタもあり得るほどの攻撃力を持つ

トロイ6

オーバーラップから得点シーンに絡むことがある インテルから狙われているが チームの状況的に放出はありえないだろう

ベリシャ6.5

安定感があり 若いチームの絶対的守護神 ハンダノビッチブッフォンには域ではないものの彼から正GKの座を奪うのは困難だといえる

サブ コルネリウス5 ヴィド6 オルソリーニ6 ハース5.5 メレゴーニ5.5 シュミット4.5 カスターニュ6.5 ゴセンス6 パロミノ6.5 マンチーニ6 バストーニ6 ゴッリーニ6 A.ロッシ5.5

フロント6 夏に大きく動いた結果から見ると悪くない結果だ 良い点を見るとイリチッチをフリーで獲得しカスターニュ、ハテブールとパロミノの獲得は成功と言えるがデローンの獲得に€13mを使ったがその獲得には疑問が残る また、CFの選手を2枚獲得したが戦力計算できておらず決定力の低いペターニャに頼らざるを得ない状態だ シーズン前のプレマッチでバカスカ決めていたコーネリウスとオルソリーニがリーグではさっぱりだったこともある ただ、サッカーでは起こりうることなのでミランのように1回で 冬に何かしら動くことでガスペリーニを留任できるかがアタランタの今後を左右することになる