アタランタブログ〜Adoro La Dea!

セリエA,アタランタB.Cの情報を私的にまとめたブログです

ローマ-アタランタ戦 戦術ノート

L'ultimo uomoの記事を 自分で訳し ガスペリーニのローマ対策がどう行われたのかについてのメモです

実質 無断で訳しているので 問題があれば 記事ごと消そうと思います

まずいと思った方は コメントお願い致します

ultimo uomo
記者 フェデリコ アクエ
ガスペリーニによるアタランタの素晴らしい試合は最近のネガティブな結果の試合からディフランチェスコのチームの構造上の問題を暴いた

ローマはクリスマス休暇で問題を放置しなければ チャンスを選べたかもしれない ちょうど20日間で 実際に ローマはイタリアカップに敗退しユベントス相手にも勝ち点を失った サッスオーロでも引き分け 最終的にアタランタに敗北した 気にかかるのは 2-1という結果ではなく ファーストレグの劣った感覚だ それはデローンが退場したあとのでさえでもある フィールドにおけるは問題それに加え 大晦日の有名なナインゴランの動画よってもたらされた 彼は 審判員からアタランタ戦に出場停止の罰則をうけ ローマの中盤は弱められ デ・ロッシは出場できなかった 簡単に言えば 1月の休みは中盤の状況を吟味する,最近発生した様々な批判的なことを排除する良い機会だっただろう

エウゼビオ ディフランチェスコ がデリケートな時間に直面するのは初めてのことではなかった:それはシーズン序盤(メルカートの期間)にも起こっており,特にもしディフランチェスコのようなゲームに明らかな原則がある場合 ローマはかなり短い期間に新しい監督の考えを吸収できる 結果と試合が改善されたのはその適応性のおかげでありさらにディ フランチェスコの採用したものは独断的なものというより 最良のプレイヤーのキャラクターを歪めないためのものだった 近い数週間に関連するものはディフランチェスコの戦術的な理由による 結果の観点からみて 今は彼がローマに来て最悪な時、一位から遠のくという点から感情面もあるかもしれないが アタランタ戦前に説明した取るべき態度を見つけることだ

しかしながら フィールドで発生した欠点は 今シーズンのファーストゲームと同じでディフランチェスコの干渉は一時的かつ非構造的な影響である ローマの構造はまた 発展途上に戻った それは サイドの連携を部分的に放棄し mezzali(アタランタ戦においてはゴナロンのポジション)と共に 内部のスペースをより開発し ジェコにボールを供給する方法を選んだことだ

問題① 底からの構造

アタランタはジェコを強くマンマークし戦術的にCBが直接する形をとった しかし 真の問題は フィットしたタスクからジェコを発散させる戦術:ジェコが空中戦で勝つことや ボールを守り チームメイトが上がるための時間を作る の進捗度合いである それにはコラロフやフロレンツィのようなチームメイトは重要である 前半は右からのパスが繰り返された

これにガスペリーニは対応し ローマはペレッグリーニとストロートマンはマークされ ローマのキャプテンはジェコへのパスを選ぶ カットされコルネリウスのゴールへつながる

ガスペリーニによって 作られたマーキングは中盤のペレッグリーニ,ストロートマンとゴナロンにおいて際立っていた 特にイリチッチのチェイスを回避するには中盤のマークがあることでパスを出す先がなく,そしてローマのMFはファーストハーフを通して構造面で貢献することができない

中盤の最初の問題はローマのスタイルに関するより構造的な欠点であった 知っての通りディフランチェスコはフィールドに対して縦の構造や深く早い攻撃を好む 少しでもドリブルするフェーズをなくし敵のラインを混乱させ フィニッシュする時間をマネジメントする監督だ

1番初めの ゴールへと攻撃するための必要な状況を作らずにボールを前へ導くローマの縦へサッカーはアタランタに対しても真に凶暴化する

下の図は例である アタランタ側の真ん中付近にいるのはエルシャーラウィのみ ファシオはその深くを見ていて それを不正確なフィルターでそれを追う (要はバレバレ) そして アタランタへとポゼッションがうつる 結果デローンのゴール

ある部分 構造的な問題はジェコの孤立と混在している なぜなら ストロートマンとペレッグリーニはジェコへのアプローチのためにチームが広がってしまうこと 彼と共にそのエリアでプレーすること,アタランタのCBを引き出すことを心配しているからだ 一方で前線へのパスのセーフラインを供給できない

前半を通して 戦術的前進において貢献はほとんど無くで唯一逆方向へ動く選手のみで 彼はボールを運ぶ選手から距離を離さなかった それはペロッティだ 戦術的にそこまで改善したわけではないがひとつひとつ彼のクオリティで ローマはマークに磨きがかかり アタランタのフォーメーションの内側にボールを動かす状況を作り出すことはできた

問題② ディフェンシブ トランディジョン

コントロールの破棄したことは中盤の2つのサイドに影響を及ぼした:1つは戦術の構造 もうひとつは ネガティヴトランディジョンへの準備がないこと 長い距離でのプレーはミスの場面から守備へと移行させる段階でボールエリアを短くすることを難しくさせる チームがかなり攻撃的な時に非常に深刻な問題ですべての不正確なフィルタリングがディフェンスシステムに持っていくためのプレッシャーがおくれる原因を作っている

もし 戦術を議論する上でフィジカルコンディションやメンタルコンディションがサポートされていない場合 正しい動きや正しい選手自身の選択によるが ディフランチェスコの極度の縦への力が問題になっている それが構造のクオリティの低下と必然的にカバーが不可能になる開いたスペースなのだ 直近の苦しんだ3つのゴールではすべてリスキーなパスやボールを押し上げる時に開いたスペース それによるプレスの遅れによる デローンからコーネリウスへのパスも同じである

もし 相手が縦へ行くためのプッシュが早熟で 崩壊しそうなディフェンスラインならばディフランチェスコのプレスシステムにとってローマはプレッシングしポゼッションサッカーをする敵やスペースへ質の高いビルドする敵を相手にするまでうまくプレーしていた

問題③ プレスシステムや縦に早いサッカーが作用しない時 壁にぶつかること ローマのシーズン当初プレッシングの質は多分最も素晴らしかった しかし 全てサポートされ 短くキープされさらにプレスシステムの逃げに身を確保される 3トップがアグレッシブで CBと中盤を深いカバーを整備されているがトランディジョン時の攻撃を熱くしているチームと対する時、 縦への攻撃が その硬さを弱くしている (ボールサイドに絞ったチームのウィークポイント)

そして 足の遅いDFの後ろを攻撃のポイントとした 特にファシオ で 弱いだけでなく攻撃に比重を置くコラロフのサイドに攻撃に重きを置いた また ゴメスがフロレンツィのサイドを攻撃した時だけでなく ゴメスがそのスペースでポゼッションを維持し 再征服を硬くした時もである

ガスペリーニのメリット ガスプとディフランチェスコによるチームへのサポート面でも大きな違いを生んだがそれに加え ミラン ナポリに勝利したこととカリアリの敗戦がチームを向上させた また、アタランタはゲームの様々なシーンをマネジメントし ローマの横への動きの短さと攻撃を難しく見せさせ ゴメスとイリチッチによってゲームを変えていった ガスペリーニは1点を取られた時に 621をとり ローマのポゼッションをあずけた マジエッロがシックをマークしフロイラーがゴナロンをコントロールした そしてCBの2人がファラオーネをしめて 結果 失点することなく試合を終えた

シーズン前半の総評

採点

チーム 7

EUROPAリーグ,カンピオナート,TIMカップと3つのコンペティションを戦う初めてのシーズンであったがグループステージ突破やカンピオナート6位タイ TIMカップもベスト4まできている カンピオナート中頃は11位まで落ちるもののELのグループリーグ突破が決まってから3勝1分1敗と好調を維持し、勝ち点差最大9まで開いたサンプドリアと肩を並べるところまで巻き返した 冬の補強次第ではさらなる飛躍もあり得るため採点は7としておく

監督 8

昨シーズンのブレイクから3人の主力を失い 同じことは起きないと明言していたものの新加入の選手を適応させ また チームの目標であるELでリヨンやエバートンと互角以上に戦うことでヨーロッパにおける知名度を上げることに貢献した 若手を軸としたチーム作りを維持しつつ チーム力を向上させたことはセリエ屈指の監督であるといえる

選手 ペターニャ5

序盤にコンディション不足により出場できなかったことや 復帰後の去年から言われている得点力不足の課題が改善されず システム的にはいい働きをしているがFWの仕事は点を取ること

ゴメス6

昨シーズンのように得点源というわけにはいかないが また、リヨン戦では敵地で同点ゴールを決め ユーロでも存在感を示した

イリチッチ6.5

ゴメスに代わるチャンスメイカーとして監督を満足させている 移籍当初言われていた連携も今ではかなり高くなっており右サイドからの攻撃は一つの武器となっている

クリスタンテ7

10月頃に得点力不足に喘いだチームに現れたニューヒーロー 当初は3412や3421の4の位置右IHでプレーしていたが 攻撃的で決定力があるため STやOMFとしてプレーしたことも 現在ユベントスインテルから狙われているが「アタランタで満足している」と明言している

フロイラー6

運動量、守備力、展開力とかなり安定している 中盤のバランスは彼が取っている上に しっかり支配できているのは彼のおかげ この評価はさらに大きく成長できるだけの力を持っているから

スピナツォーラ5.5

開幕当初に騒がれたユーベ移籍やコンディション不足で開幕6試合ポジションを明け渡したがその後取り返した 去年はスピナとゴメスによる連携からのゴールが多かったが今年はそこまで見られない 来夏にユーベ移籍するのだから思い残すことなくさらなる良いプレーを見せて欲しい

ハテブール6.5

コンティの穴を埋めている コンティほど攻撃的ではないものの スピード テクニックは彼を凌ぐものがある イリチッチとの練度もよく スタメンの座を完全に確保している

マジエッロ6.5

去年同様 機動力のあるCBでその守備範囲のおかげでカウンターを食らっても得点させない場面は少なくない 1番怪我されなくない選手だ

カルダーラ6

足元や高さがある現代的なCB ラツィオ戦では惜しくもオフサイドだったがドッピエッタもあり得るほどの攻撃力を持つ

トロイ6

オーバーラップから得点シーンに絡むことがある インテルから狙われているが チームの状況的に放出はありえないだろう

ベリシャ6.5

安定感があり 若いチームの絶対的守護神 ハンダノビッチブッフォンには域ではないものの彼から正GKの座を奪うのは困難だといえる

サブ コルネリウス5 ヴィド6 オルソリーニ6 ハース5.5 メレゴーニ5.5 シュミット4.5 カスターニュ6.5 ゴセンス6 パロミノ6.5 マンチーニ6 バストーニ6 ゴッリーニ6 A.ロッシ5.5

フロント6 夏に大きく動いた結果から見ると悪くない結果だ 良い点を見るとイリチッチをフリーで獲得しカスターニュ、ハテブールとパロミノの獲得は成功と言えるがデローンの獲得に€13mを使ったがその獲得には疑問が残る また、CFの選手を2枚獲得したが戦力計算できておらず決定力の低いペターニャに頼らざるを得ない状態だ シーズン前のプレマッチでバカスカ決めていたコーネリウスとオルソリーニがリーグではさっぱりだったこともある ただ、サッカーでは起こりうることなのでミランのように1回で 冬に何かしら動くことでガスペリーニを留任できるかがアタランタの今後を左右することになる

ジェノア戦プレスカンァレンス

ELの抽選が決まり、リーグ後半もかなり厳しいターンオーバーを課さないといけないことになった これからコッパイタリアやEL,セリエをうまくやっていくには今のうちにEL圏に近づいておく必要があります 今節 サンプドリアカリアリに勝ち点を落とし ヴィオラナポリと引き分け トリノラツィオ 偏ったジャッジもあり 結果はトリノが勝つという順位を伸ばせるちょうどいい機会だ

ここで8位に滑り込みサンプに勝ち点4の差で16節を終えたい

プレスカンァレンス

ガスペリーニ:ジェノアに戻ることはとても胸が張り裂けそうになる 今やジェノアはうまくやっている バッラルディーニは彼らを蘇らせた (ジェノア復帰したジュゼッペロッシについて) ガスプ:ロッシは多くの問題を抱えている 彼の状況はチアゴ・モッタよりも深刻だ しかしジェノアには一流のスタッフがいる 彼がロッシの再出発を可能にするだろうね 彼らが成功することを祈っているよ

確実に勝てるようジェノベーゼを食べてゲン担ぎをして試合を見ることにします

EL32th 抽選結果!

EL決勝T1回目 ドルトムントアタランタ ニース対ロコモティフモスクワ コペンハーゲンアトレティコ スパルタクモスクワ対ビルバオ AEKアテネディナモキエフ セルティック対ゼニト ナポリRBライプツィヒ クルベナズベズダ対CSKAモスクワ リヨン対ビジャレアル レアルソシエダザルツブルク パルチザンプルゼニ FCSB対ラツィオ ルドゴレツ対ミラン アスタナ対スポルティング エステルスンド対アーセナル マルセイユ対ブラガ

まさかの大ハズレくじ!!

いまのドルトムントは不調でクロップ時代のドルトムントの見る影もありませんが 万全のメンバーでいかなければいけない上に 緒戦に一流選手を相手にすることが どれだけアタランタに影響するのか計り知れません

しかし、それを乗り越え さらに大きく成長するためのステップとして欲しい相手ではあります

リーグ戦もこれから順位を上げてサンプドリアと並ぶくらいまで上げていかねばならないので 冬の補強は必須となるでしょう

明日の3:00より ジェノア戦キックオフです! 勝てばミランに次ぐ8位 そしてサンプドリアまで勝ち点4差 になるので確実に勝ちを取りに行きましょう

それでは

GS一位通過!!

今朝3時からリヨンとの直接対決で1位をものにしたアタランタ 一位通過はとても喜ばしいことだが それ以上にリヨンに勝つことができたことはリーグ後半に向けかなりポジティブだ そして 過密日程から抜け出せると考えるとリーグ戦でも期待ができる

ELのDRAW抽選に向けすべての結果が出揃った

現地時間12月11日15:00[スイス]からUEFA.comで抽選が行われる その記事は書くつもりなので 少々お待ちを

ヨーロッパリーグ,GS天王山と32thのドローの基準について

今回の相手はリヨン 勝ち点11とアタランタと並び勝ったほうがGSを1位通過できるいわゆる天王山だ

すでにこの2チームは決勝進出を決めていてこの試合の意義は1位で突破するか2位で突破するかである ここで1位突破と2位突破の差についておさらいしておこう すでに知っていると思うが決勝トーナメントベスト32のクジに影響が出る ここで上位ポットに入っているチームと下位ポットに入ったチームをチェックしたいところだ

このクジは2つのポッドに振り分けられ以下のようになる

(振り分けられるルール-上のものの参照なので読まなくてもいいです) [そのうち上位ポットにはGS1位とCLの成績上位4チームが入り、下位ポットにはGS2位とCLの成績下位4チームが入る そして同国同士いきなり当たることはないのですでにミランラツィオナポリとは当たらないことが確定している]

これを見る限り上位にアトレティコライプツィヒと当たることは避けなければいけないので1位突破できればベスト16が見えてくる ドルトムントと当たる可能性もあるが上の2クラブと比べるといくぶん力が落ちるので是非とも 一位通過して欲しいところだ

ヨーロッパリーグ決勝進出

24日 敵地マージーサイドの地でエバートンを下した そのため3位との差が8、残り1試合なので決勝進出が確定した

ハイライト

試合後のコメントがゴルコムにて掲載されていたので僕は自重します笑(面倒だったんです😅)

エヴァートン相手にセリエA史上初の快挙達成…アタランタ指揮官「あらゆる想像超えた」 http://goal.com/article/uuid/n6ar3d5dveun1ueemgqh11wxk

クリスタンテをランパードと比較するのはさすがに早すぎると思いますが そのくらいクオリティまで押し上げられるようにチームとして後押ししていきたいですね